インドで開発されるジェネリック

日本では未認可のものもある

タダリスSXシアリスは、効果が長時間持続する、副作用が少ない、食事やアルコールの影響を受けにくいというメリットがあり、ED治療薬の中でも大変人気があります。

しかし、その分価格が高く、気軽に購入できないというデメリットもあります。

現時点でED治療薬の正規ジェネリック医薬品があるのはバイアグラしかありません。

シアリスは2002年に発売が開始され、特許が切れる時期は2018年頃と考えられています。

しかし、シアリスの場合は最長で2023年まで特許が認可されているため、日本国内でシアリスのジェネリック医薬品が流通するのは2023年以降になる恐れがあります

ただ、個人輸入サイトを見ていると、特許が切れていないはずのシアリスジェネリックは山ほど出てきます。

タダリス、タダシップ、メガリス、アプカリスSXオーラルゼリー…。これは一体どういうことなのでしょうか?

個人輸入サイトでシアリスジェネリックがあるワケ

インドで開発されるジェネリック先程も言いましたが、シアリスの特許期間はまだ切れていないため、正規のジェネリック医薬品を製造することはできません。

ただし、インターネット上には多くのシアリスジェネリックが販売されています。しかし、これにはちゃんとした理由があるのです。

実は、こうしたジェネリック医薬品にはインドが大きく関わっており、国独自の特許制度によってシアリスジェネリックが流通しているのです

というのも、通常、医薬品の特許には成分特許と製法特許の2種類があります。

そして、インド国内の医薬品特許制度には製法特許しかありません。そのため、シアリスと同一の有効成分を使用していても、製法が異なれば問題なく製造・販売することができるのです。

もちろん、こうした医薬品の製造・販売・購入は違法ではありませんので、個人輸入サイトでも多く取り扱われており、人気商品の一つとなっています。

シアリスのジェネリック医薬品は本当に安全なの?

ジェネリック医薬品の安全性について解説する医者日本では認可されていないシアリスのジェネリック医薬品。こうしたものを購入することも使用することも違法ではないとしても、本当に安心して使用できる商品なのか?心配されている方も多いでしょう。

インドで製造・販売されているシアリスのジェネリック医薬品は、有効成分はシアリスと同じタダラフィルが使用されています。

製法は異なることから、シアリスと全く同じ効果・効能とは言い切れませんが、基本的には同じ薬と考えてよいでしょう。

また、日本ではシアリスと同じ有効成分を使用していても製造方法が異なればジェネリック医薬品として扱われていますが、海外では正規品として販売されています

そのため、悪質な個人輸入サイトで偽造品を購入しない限り、シアリスのジェネリック医薬品は安心して服用できると言えるでしょう。

どうして、インドは特許が他の国と違うの?

ジェネリックのイメージジェネリックは特許が切れたものだけど、インドは特許が違うから、ジェネリックを作れる。
それは理解したけど、そもそも論としてどうしてインドだけは特許が違っているのでしょうか?
そこが解決しないとやっぱり安心して使う事ができないという人もいるでしょう。

ここでは、そんなシアリスジェネリックが生まれている要因ともなっている、インドの特許について紹介しましょう。

インドには特許が2種類あり、其の2種類というのが成分と製法の2種類になります。
成分は薬の主成分、製法は薬の作り方ですね。
しかし、成分特許に関しては、今すでにある成分に少し手を加えて新しくしたようなものについては、特許が認められません。
そのあたりが非常に厳しい為、製法の特許を取ることができても、成分の特許が取れないというケースがあります。

ですから、成分の特許が取れないという事は同じ成分を使って、違う製法で同じような効果を期待できる薬を作れるわけです。

成分特許の取得が非常に難しい理由としては、多くの人により良い医療を提供したいという国の思惑もあります。

比較的、国民の生活が貧しいインドでは、多くの人により良い医薬品を安く提供するために特許を独自で作りってそれを適用しているのです。
インドの医療レベルは他の先進国に比べ非常に高いので、特許が他と違って不安だから使わないというのは非常に持ったないといえるので

ジェネリックがあるのですから、少しでも安い価格に抑えたい場合には、ジェネリックを使うようにしてみましょう。